
6月16日の帰歓式に参加させていただきました。主礼は桜井 設雄元会長が務められ、草創期に共に歩んできた証しを多くされました。続いて宋 榮錫総会長が特別メッセージを語られました。今回は文鮮明先生から石井元会長に「心情開放苑主導者石井君 祝忠情誠情伝統試範者天国入城萬歳石井君」とうい揮毫が下賜されました。約2時間ほどの帰歓式でしたが、昔を懐かしむような暖かい雰囲気に包まれた式典となりました。最後に施主であられるトミ子夫人が親族代表をされました。昇華する3日前から石井元会長は、もう霊界に行くべきかまだ地上に残るべきかと迷うような状態になられていたようです。しかし最後は、霊界に言って責任を果たすと言われながら、静かに眠るように息を引き取られたそうです。
石井元会長は昨年の暮れから今年の初めにかけて、世田谷教会に何度か足を運んで下さり、礼拝の説教を担当されたり、壮年婦人達との懇談会の場を持って下さいました。その当時から、持病を患っておられ、かなり体調も思わしくなかったのです。しかし神様のみ旨成就の為の熱意は相当なもので、何時間にもわたり教会員達にみ言を語られ、あるときは質問に答えられながら、復興の場を与えて下さりました。
実は、今年の1月18日に壮年の1Dayセミナーを行いましたが、そのときは一心病院の方も付き添いながらのセミナーとなりました。昨年の暮れに倒れられ、それから一心病院に入院されていたのです。入院先から直接、私たちのために車椅子でセミナーに駆けつけて下さったのです。
そして、それが石井元会長の最後の公の集会の場となったのでした。そういう面では、石井元会長と世田谷教会との深い関わりを感じざるを得ません。私たち教会員にも父親のように、兄のように近く接して下さり、その想い出は生涯の宝となることでしょう。
神様と人類を愛し、復帰の心情で溢れていた石井元会長でしたから、肉体を脱ぎ霊界に旅立たれてからは、縦横無尽に霊界で活躍され、我々地上にいる教会員達に協助して下さることを確信致します。
本当にありがとうございました。心よりご冥福をお祈り致します。