2009年07月10日

ゴミ問題(2)−ゴミは何処に行く

 前回の記事では、近年ゴミが増えている原因などについて記しましたが、そのゴミがどのように処理されているのか調べてみました。
 
 最近では、粗大ゴミを除く殆どのゴミが焼却されています。世田谷区でも半年ぐらい前まではプラスティック類は不燃ゴミと言うことで出していましたが、今では可燃ゴミになっています。
 ゴミを焼却することのメリットは、当然のことながらゴミの量が減ると言うことです。焼却することによって1/10〜1/20に量が減るのです。日本のような狭い国では、埋め立てる量が減るため大変有効です。因みにアメリカなどの広大な土地を持つ国は、殆どが埋め立てだそうです。

 しかし、ゴミの焼却処理もCO2や温暖化という面から考えれば、大変深刻な問題を抱えています。それで、最近では「ゴミ発電」というものが提言されているようです。皆さんも予想がつくと思いますが、これはゴミの焼却場で発生する熱によって発電するというものです。これは一石二鳥だとうなずいてしまうのですが、実はこれも賛否両論があるようです。
 実は、今の日本は将来的に「ゴミの焼却を完全廃止」「完全リサイクル」を目指している風潮があります。そういう面から言えば、ゴミをどんどん減らそうとしているのに、ゴミ発電はそれに逆行する傾向にあるというのです。ゴミ発電がかえって「ゴミ焼却の完全廃止」の障害になりうると言うのです。確かにうなずけますが、少し過激な考えのような気もします。ゴミ発電はあくまでも過渡的なものと考えた方がよいのでは思っています。しかし、ゴミ発電に対する投資が莫大であれば、ちょっと考えてしまいます。とにかくゴミを単に燃やすだけではもったいないという気持ちは否めません。
 
gomi3.gif

 また、上のグラフでも分かるように、ゴミ処理にかかっている経費は年々増加の傾向にあります。今では「リサイクル」という言葉がよく聞かれるようになりましたが、昔はそのような言葉を聞いたことはありません。現在、一般的に言われる「リサイクル」は、本当に効率が悪いと感じます。リサイクルにかかる経費が大きすぎると言うことです。
 例えば、昔はドリンクのビンなどは種類が少なかったこともあって、飲み終わったドリンクのビンは回収され、単に洗浄されてまた使われていました。ですから、新品のドリンクでありながらも、ビンに傷がついていたり、印字がかすれていると言うことが普通でした。このようなやり方であれば、本当に経費が少なくて済むと思います。いまは商戦の影響か、ビンの種類が多く、デザインも頻繁に変わるため、そのままでの再利用が非常に難しいのです。また再利用は見た目を気にする現代人には受け入れにくいでしょう。
 また、電化製品ひとつを取ってみても、最近は電子回路がチップ化されているので、「修理する」という概念がありません。中の基盤やチップをただ交換するということで、本来大丈夫な部分まで処分しています。便利さを追求するあまり、使い捨ての習慣が身についているのです。

 科学は「人間の生活を便利にする」という概念で今まで来ましたが、今後は人間だけではなく「地球・自然に優しくする」という概念も重要になってきます。地球が自然が崩壊してしまえば、人間の生存自体が困難になります。ですから地球や自然のために、「人間が我慢する」という時代にならなければと感じます。

 聖書の創世記1章28節「神は彼らを祝福して言われた、「生めよ、ふえよ、地に満ちよ、地を従わせよ。また海の魚と、空の鳥と、地に動くすべての生き物とを治めよ」の三大祝福の三番目である、「地を従わせよ。また海の魚と、空の鳥と、地に動くすべての生き物とを治めよ」は万物主管を意味しますが、これは人間が万物世界を服従させるのではなく、人間が親の立場で万物を愛し治めるという意味なのです。
 今の時代は「万物の逆襲」とも言えるような、異常現象が多く見られます。人間が本来万物に対して果たすべき責任を果たしていないと言えます。

 「ゴミ問題」は単なる「ゴミ」という物質の問題ではなく、人間が万物に対する愛情を示すことから、問題解決の道が開けてくると感じるこの頃です。

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posted by タール星人 at 09:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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