2009年06月29日

サードミラクル(1)−聖人とは

 皆さんは「サードミラクル」という映画を見たことがありますか? 日本語では「奇蹟の詩」というタイトルになっていますね。あるHPで紹介文を見たところ下記のように紹介されています。

「F・F・コッポラ製作総指揮、エド・ハリス、アン・ヘッシュ共演による感動作。多くの人々から尊敬された修道女・ヘレンが死んだ時から起こった奇蹟。彼女を「聖人」として認めるか否かの調査にやって来たフランクは、驚くべき衝撃の事実を知ることとなる…」

 私はこの映画を7年ぐらい前に見たのですが、感動的でもあり、皮肉った感じがあったり、ある面信仰者という者の弱さも感じたりと、色々な内容が込められた深い映画だと感じました。

thirdmiracle.jpg

 フランクというカトリック神父が、カトリック信仰に限界を感じて、教会から距離をおいてこの世の人たちと同じように暮らしているというシチュエーションから映画は始まります。写真の上の男性がフランク神父です。しかし、そのフランクにカトリック教会からある調査に協力して欲しいという話が転がり込んできます。それは、ヘレンという修道女が「聖人」として相応しいかどうかを調べるという内容でした。

 統一教会でも「聖人」という言葉をよく聞きます。特に家庭盟誓の2番目に「家庭では孝子、国家では忠臣、世界では聖人、天宙では聖子」とありますから、「聖人」とは世界的なレベルで徳を積んだ人だと受け止められます。

 それではカトリック教会で「聖人」とはどういう定義になっているのでしょうか? 一言で言うと「聖人として認定されるには最低3つの奇蹟が起きたことを証明できなければならない」ということなのです。また「奇蹟」を辞書で調べてみると「キリスト教など、宗教で、神の超自然的な働きによって起こる不思議な現象」とあります。

 この映画では、修道女ヘレンが所属していた教会から、ヘレンの死後、奇蹟が起こり始めたという報告を受けた調査会が、フランク神父を通してヘレンを聖人として認めるべきかどうかを調査していくというストーリーなのです。
 この映画を見た人の感想を聞いてみると結構、「つまらない」とか「わかりにくい」という方も多くいます。しかし私は、前述したように、色々なメッセージが込められた面白い映画だと思っています。

次回はその内容に少し触れていきたいと思います(かなり記憶が薄れていますが・・・)
posted by タール星人 at 20:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月27日

平和統一和合祈祷会−6・25朝鮮動乱に寄せて

 2009年6月25日、1950年6月25日の朝鮮動乱から59年目を迎えるこの日に、世田谷教会では午前9時より「平和統一和合祈祷会」を行いました。約70名の教会員が集い、心をひとつとしながら統一のための熱い祈祷を捧げました。まず最初に6・25朝鮮動乱に関するプレゼンテーションを受けることになりました。

6・25朝鮮動乱について
  1945年8月14日、日本がポツダム宣言を受諾し、連合国に降伏し第二次世界大戦が終結しました。それまでの朝鮮は日韓併合により植民地化されていましたが、日本から解放され、いよいよ独立の方向に向かいました。
 しかし、朝鮮半島内では、独立運動を志向する諸潮流があったものの、それらを統一的に導ける組織は存在していなかったのです。その後、1948年8月13日に、李承晩が大韓民国の成立を宣言し、金日成はこれに対抗して自らも9月9日にソ連の後援を得て朝鮮民主主義人民共和国を成立させたのです。この結果、北緯38度線は単なる境界線ではなく、事実上の「国境」となったのです。
 そして1950年6月25日午前4時に、北緯38度線にて北朝鮮軍の砲撃が開始されました。30分後には約10万の兵力が38度線を突破した。また、東海岸道においては、ゲリラ部隊が工作船団に分乗して後方に上陸しました。当時、韓国には対戦車装備がなく、北朝鮮はソ連から貸与されたT-34戦車を中核にした北朝鮮軍の攻撃により、各所で韓国軍は総崩れとなりました。このとき、米国のトルーマン大統領は朝鮮半島の緊迫した情勢を把握していなかったため、即座の軍事介入には踏み切れなかったのです。国連軍が介入するも一時は釜山近くまで北朝鮮に制圧されました。
 そして9月15日、マッカーサー率いる米国軍が仁川上陸作戦を決行すると、戦局は一変しました。勢いに乗り一時は平壌まで制圧しました。しかし、その頃から中国軍が介入することとなり、結局38度線まで下がることになるのです。
 1951年3月24日に、マッカーサーは38度線以北進撃を命令するのですが、トルーマン大統領は戦闘が中華人民共和国の国内にまで拡大することによってソ連を刺激し、ひいてはヨーロッパまで緊張状態にすることをことを恐れ、結局4月11日にマッカーサーを解任することになり、停戦になったのです。

koreawarmap.jpg

 前述の通り、朝鮮動乱は単に朝鮮半島の分断という次元の問題ではなく、米国の戦後処理の甘さ故に、その後の世界的共産化を許す原因となっていきました。その頃日本においては、敗戦のどん底の状態であったにもかかわらず、安保理が結ばれ、この戦争のために日本の軍事産業が発展し、大きな経済効果をもたらしました。
 大韓民国及び北朝鮮共に祖国統一を願ってきましたが、未だになせない状態です。それどころか、今の北朝鮮は政治経済共に混乱状態となり、いつ勃発するかも知れないという不安を世界に与えています。
 文 鮮明先生は、今まで朝鮮半島の南北統一のために尽力してきました。文 鮮明先生は思想・経済・政治だけで南北統一をなすのではなく、更に真の愛で包み込むことによって、初めて統一を成すことができると語られています。
 日本から見れば、昔から様々な面で交流をしてきた隣国であるということ、36年間の日韓併合後日本から解放されて間もないことであること、この戦争が日本の経済成長に繋がっていることなどを考えれば、朝鮮動乱という戦争に対して無関心でいるわけにはいかないと感じます。

 今回、「平和統一和合祈祷会」を持つことによって、一日でも早く南北統一が成されるよう、私たちも意識を注ぎ、祈祷を捧げることを決意いたしました。

posted by タール星人 at 19:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月25日

青少年犯罪の動向(2)−犯罪の変化

 青少年犯罪の変化、それは時代的な背景の違いというものが挙げられると思います。実は1960年の頃は、日本の高度経済成長を迎えようとした頃であり、経済が成長し国が豊かになるに連れて、犯罪件数が下がったと言えると思います。ですから1960年のあたりは、貧しさと社会の混乱の故に犯罪を犯すと言うことが多かったのではないか?
 しかし、1990年以降の犯罪は、国が豊かになり、外的には何不自由のない環境であるにもかかわらず凶悪犯罪が増えつつあると言うことです。そして、グラフを見ても分かるように、激しい上昇を続けています。1990年の凶悪犯罪計が1078であるのに対して1999年では2237と約10年間で倍増しているのです。

seishonen3.jpg

 最近の青少年凶悪犯罪の特徴を調べたところ、一見安定している生活をしている家族、明るくて普通の子が犯罪を犯している。犯罪をしても反省の色がない。凶悪犯罪を犯すほどの動機が見つからない。また、異常なほどの悪質、肉体の傷つけ方などが挙げられれるのです。
 まさに外的な理屈だけでは説明が付かない事態が起きていると言うことです。それは「心」「内的」な問題が加わってきていると言うことです。内的なものとは、当然外的環境の変化が内的なもに影響を与えているとも言えます。

 今、多くの宗教団体が高度情報化社会による青少年への悪影響、家庭の問題に対して警鐘を鳴らしています。
 情報化社会の弊害として、携帯電話やゲーム機などが悪影響を及ぼしているとも言えるでしょう。特にこれらはバーチャルリアリティ(仮想現実)という、仮想(空想)世界と現実とのギャップを感じなくなる、麻痺して見分けがつかなくなると言う現象が起きています。このように精神的な支障、不安定に起因があると言えます。 ですから、青少年の学校教育、家庭問題、青少年を取り巻く環境を改善していかない限り、凶悪犯罪の防止にはならないでしょう。これらのどれひとつがかけても解決できないと思います。
 取り締まりや、刑罰を強化しても、それは犯罪を犯した結果、科されるものであり、根本的な防止にはならないでしょう。ですから本来神が人間を創造した価値を知らない限り、青少年自身が自己中心的な欲望を抑制することはできないでしょう。同時に青少年を取り囲む大人が同じように、神の人間創造の価値を知らずして正しい教育を成すことはできないでしょう。
 
posted by タール星人 at 17:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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